「蒼天のイシュガルド」発売以降、個人的に待ちに待ったDirectX11版のクライアントが提供されるようになりましたね。
私はもちろん速攻でDirectX11版に乗り換えたわけですが、果たしてベンチマークの結果やいかに?
今まで、ことFF14については無駄に電力を食うだけだったGTX780のSLI構成がそれなりに効果を上げてくれるのか。
マシンスペックはこんな感じ。
CPU : Core i7 980(6core)
メモリ:24GBytes
グラボ:GTX780 x 2(SLI)
1980 x 1080 最高設定でのDirectX9,11版ベンチスコア比較
うーん、まぁこんなもんですか。
数値的にはDirectX9版の最高設定より3000も下がってますね。
で、DirectX11版になってゲーム中のグラフィックは見違えるように変わったかと言うと、はっきり言って私にはさっぱり違いが分かりません。
解像度2560×1600でDirectX9,11のベンチを比較
実際に私がプレイしている解像度です。
うーん、DirectX11版はスコア10000を切りますね。
とは言ってもプレイ中に「以前より重くなったな」という印象は全く受けません。逆に軽くなった感さえあります。
あくまで体感ですが・・・。
ですので、DirectX11になって見た目がすごく良くなったという感想は全くありませんし、なのにベンチのスコアも明白に落ちているんですが、わたしはDirectX11版をつづけるよ!
SLI構成でDirectX11版の恩恵はあるのか?
DirectX9から11へ変わる事で私が一番期待していたのはSLI構成によるパフォーマンスUPです。
もっと具体的に言うとユーザーが密集している街中で高フレームレートを維持して欲しい、というものです。
(ベンチマークスコア=あらゆるシチュエーションでのゲーム中のフレームレート、であるなら上の計測で結果は出ており、DirectX11にしたところで重くなりこそすれ軽くなるわけはないのですが、そうとも限らないので)
IDやレイドはいいんですよ、スコア通り「非常に快適」な状態で、処理落ちを感じたことは全くありません。
問題は街中でクラフターをしている時など、マーケットボード周辺のユーザーが沢山いる場所では途端にフレームレートが低下していたんですね。
混雑具合によっては30fpsを切るぐらいにまで処理落ちしていました。
30fps以下って「非常に快適」とは程遠いですね。
海外のフォーラムで以前、ff14はDirectX9がネックになってSLI構成のGPUを最大限に使えないのだという記事を読みました。
吉Pも「DirectX11のクライアントは9と比べて処理が軽くなる」と事あるごとにのたまわっていたので、ちょっとは期待しようじゃないですか。
DirectX11版クライアントで街中のフレームレートは若干上がっている?
結論から言いますと、DirectX11版のクライアントでも、街中ではやっぱり60fpsは出ません。
今はイシュガルド下層が一番混雑していますが、3.0前のレヴナンツトールより混んでいるな、という状況で大体45fps~50fpsといったところでしょうか。
普段60fpsで動いているので、下層を走り回ると「あ~こりゃ処理落ちしてるな~」と体感できる程度には重くなってます。
ですが、多少、ほんとに多少ですが、「前よりマシかも」と思えるぐらいには軽くなってます。
何せ以前は30fps切ってましたからね。それに比べれば40fps台だから・・・まぁマシと言えるでしょう。
下はイシュガルド下層マーケット前。通りの奥が視界に入るようカメラを調整した結果、47fps。
2560×1600を縦横50%のサイズに圧縮している上、実際のカメラビューを掲載するため非常に文字が見辛くなってますが・・・。