FF14のFATEの名前って初期からSF小説のタイトルのパクリが多く、SF好きとしてはネタが分かるとニヤニヤできて楽しいです。
この「エクスプロージョン!」は「え?何?頭のおかしい紅魔族の女の子でもいるの?」と思って急いで向かってみたら、エクスプロージョンという名前のボムが沢山いるというオチで。
しかもこのロケーションって、地面にでっかい穴が空いてる場所なんですよね。
カットシーン中の変な選択肢(当然私はそちらを選ぶ)と言い、企画職にウィットに富んだスタッフがいるようですね。
漆黒のヴィランズになってFF14のパフォーマンスが落ちた
新生FF14パッチ5.0漆黒のヴィランズでは、明らかにゲームのパフォーマンスが落ちました。
私はnVIDIA G-SYNC対応120hz駆動のモニターを使っているのですが、漆黒のヴィランズをインストールしてからのFF14はG-SYNCが効いていないかのように画面のティアリングが発生します。
カットシーンで無意味にカメラがグルングルン周るって演出がFF14では多いんですが、ティアリングはその場合に目立ち、気になります。
また、特に街中で顕著なんですが、走っていると明らかにガクッ、ガクッとゲームがひっかかるようになりました。
他にも、製作方法を検索する度にゲーム全体がピタッと停まるようになりました。
まさかサーバーへレシピを検索しに行っているわけでは無いと思うんですが、手帳から「製作方法を検索」を選ぶ度に1秒弱、画面も入力も停止します。
なんだかまるで、処理の糞重い同期関数をメインスレッドで呼んで、メインループがブロックされているかの挙動です。
5.0リリース直後はグラフィックス設定からフレームレートの「無制限」指定が無くなり、私の環境では85hzが上限になってしまったのですが、これも環境によってはゲームが起動できなくなるという致命的なバグを引き起こすらしく、すぐに緊急パッチが当たりました。
この緊急パッチでは紅蓮以前の「無制限」が復活したわけではなく、解像度プリセットに「そのモニターで出せる最高フレームレート」を含む選択肢が追加されたようです。
どうも技術的にはずいぶん劣化したように見えますね、5.0で。
nVIDIAのGeforce Experienceは本当にパフォーマンスに影響を与えないの?
私はここ最近はPCのグラボにnVIDIAのGeforceシリーズしか選択していないのですが、nVIDIAってドライバーを更新する度に不要な常駐ソフトをインストールしようとしつこいじゃないですか。
そもそもnVIDIAは肝心のグラフィックドライバ自体がいつまでたっても糞なのに、なんで頼んでもいない3Dビジョンだの、HDオーディオだの得体の知れないゴミをインストールしようとするのか?
そんな下らないウイルスを開発する暇があるなら、アップデートの度にバグる糞ドライバを1万人の社員全員で直すべきなんじゃないですかね。
Shareを使うためには Geforce Experienceをインストールする必要がある
私は当然、nVIDIAのソフトについてはグラフィックドライバしかインストールせず、nVIDIAと名の付く他の一切のソフトはPCから排除していたのですが、最近このブログのためにFF14の動画を撮る必要があり、仕方なくGeforce Experienceもインストールしました。
グラフィックカードがGeforceの環境でゲームの動画を撮る場合、残念ながらnVIDIAのShare(旧名Shadow Play)が無料、お手軽かつ確実に動作するので、これを使う事になりがちです。
そして、Shareを使うためにはGeforce Experienceをインストールしなければいけないという抱き合わせ商法になっています。
最初に動画を撮った際は、終わったら速攻でGeforce Experienceを駆除したのですが、2回目の動画を撮る際に再度インストールしました。
この時点で、動画を撮る度にGeforce Experienceをインストール、アンインストールするのが面倒くさくなってきました。
で、今のところ特に致命的なパフォーマンスの低下も感じないし、まぁいいか、とアンインストールせずに放置する事にしました。
以前はドライバの更新の際、3DビューだのHDオーディオといった余計なソフトはスキップしていたのですが、これらも面倒くさくなってインストールされるままにしていました。
やっぱり不要なソフトが常駐しているのが気に食わない
そもそもShareは「ゲームに負荷を殆どかけずに動画を撮ることができる」とのたまわっています。
で、何か3D系のソフトを起動するたびに、Geforce Experienceがインストールされていると画面の右上に「Alt + F9で動画を撮れるぜ」と言うダイアログがイチイチ表示されます。
これが気になってしょうがない。
なんだお前はと。
タスクトレイからGeforce Experienceを終了しようが関係なく、ソフトを立ち上げるたびに裏でこっそり常駐しているプロセスが「Alt + F9で動画を撮れるぜ」と主張して来ます。
いや、誰も常駐してくれなんて頼んでいないんだが。
FF14漆黒のヴィランズベンチマークで測って比較してみた
今回、Geforce Experienceが常駐している状態とアンインストールした状態で漆黒のヴィランズのベンチマークを走らせ、nVIDIAが言う「パフォーマンスに殆ど影響を与えない」の「殆ど」が具体的にどれぐらいなのか検証しました。
ベンチの設定は「ゲーム中の設定と同じ」を選んでいます。LODを有効にしているぐらいで、ほぼ最高品質です。
解像度は3440×1440のフルスクリーンモードです。
漆黒ベンチでは分かりづらいですが、グラフィックカードはGeforece 1080のSLI構成になっています。
グラフが良く見ると2重になっているので、2枚のグラフィックカードが認識されているのがかろうじて確認できます。
ベンチの結果
Geforce Experienceがインストールされている場合
Geforce Experienceをアンインストールした場合
nVIDIAの他のソフトもアンインストールし、グラフィックスドライバーのみにした場合
これ、Shareで録画はしていない状態です。
Geforce Experienceが常駐しているだけで、スコアが1036下がってます。
nVIDIAの他の得体の知れないソフト、3DビューやらHDオーディオやらをアンインストールすると、84という小さな値ですがやはり差が生じています。
結論:nVIDIAのソフトはGeforce Experienceを筆頭に、不要なら全てアンインストールするべき
Shareを使って頻繁にゲームの動画を撮る必要がある方は致し方無いでしょうが、そうでないなら今すぐnVIDIAの得体の知れないソフトはグラフィックスドライバ以外全てアンインストールすべきでしょう。
こいつらがインストールされているだけで、FF14のベンチで換算すると8%数値が下がります。
8%と言えば大したこと無いように聞こえるかも知れませんが、何の役にも立たない、百害あって一利なしのスパイウェアが常駐しているせいで約1割パフォーマンスが落ちている、という事ですからね。