新生FF14のパッチ5.3が2020年8月11日にリリースされる事が発表されましたね。
第一次イシュガルド復興、第二次イシュガルド復興共に、バトルで得られる以外の目玉アイテム、いわゆるオサレ装備や髪型、エモート、カララント、傘に至るまでありとあらゆるモノが「イシュガルド復興貢献度」=蒼天街復興券と交換という結果でしたので、8月11日までには蒼天街振興券の所持MAX数である10,000枚までカンストさせておきたいところです。
今回は、蒼天街振興券を手っ取り早くカンストの1万枚貯めるにはどうするのがベストなのか、いくつかのパターンを試してみたので紹介したいと思います。
パッチ5.31以降の蒼天街振興券稼ぎについてはこちらの記事をご覧ください。
イシュガルド復興バブルはいつまで続く?
完全に私見ですが、パッチ毎の目玉アイテムが何でもかんでも蒼天街振興券との交換になっている異様な体制が続くのは「イシュガルドのハウジングエリア開放まで」だと思います。
イシュガルドにハウジングエリアが実装されるのかどうか現時点では不明ですが、私はこの「イシュガルド復興」のコンテンツの最終章で開放されるんじゃないかと思っています。
こう思う理由ですが、いくつかあります。
- 第一次、第二次共に、あらゆる目玉アイテムを全てイシュガルド復興の報酬にしている
- イシュガルド復興の貢献度に対してわざわざ専用の称号を用意し、変人共の虚栄心を煽り、必死プレイさせている
- 各サーバーの復興の進捗度を共有し、競わせている
- Wandererが他サーバーのコンテンツ進捗に参加できる
ここまで露骨に「絶対に全サーバーで一斉にクリアしてもらわなきゃ困る」と言わんばかりの餌を撒いている理由は何かというと、このコンテンツの完成をもってイシュガルドエリアのハウジングを開放するつもりではないかというのが私の予想です。
ユーザーの参加状況に依存する進捗型コンテンツと、新規サービス追加の連動と言うのは、ユーザーの参加具合が想定と異なったり、サーバー間で差が出ると色々厄介事を引き起こすのが容易に想像できます。
挑戦と言えば聞こえはイイですが、こういうモルモット的実験はFF14の運営開発チームならやりそうです。
まぁ真相は分かりませんが、イシュガルド復興が完全終了するまでは蒼天街振興券の価値は安泰だと私は思っています。
逆に言えばイシュガルド復興が終わった時が蒼天街振興券が紙切れに代わるタイミングでしょうね。
それ以降はどうせ詩学で全部交換できるようになりますぜ、ダンナ。
蒼天街振興券を1週間で1万枚貯めたい!
蒼天街振興券は、私は蒼天街でしか交換できない追加カララントと交換するために稼いでは使っているためいつも残数0の状態です。
8月11日のパッチ5.3でもどうせオサレ装備は全部蒼天街振興券と交換でしょうから、パッチ当日までに1万枚ストックしておかねばなりません。
私の至った結論はコレです。
- 最速なのは150万ギル使って第二次復興用の素材(Lv70)をクラフターで500個納品
- 出費を抑えたい場合はディアデム諸島で適当に10時間釣りをする
この2択だと思います。
150万ギルで素材を全てマケ買いし、第二次復興用の納品物を500個作る
150万ギルと言うのは私の所属するDC(Gaia)の相場で、ここでは調理師の納品物「第二次復興用の薬湯」を作る想定です。
他のクラフターでも必要素材数等の「構成」は同じですが、素材の種類が異なります。
Lv70の納品物の場合、必ず
- 「第二次復興用の○○」というディアデム諸島でしか採取できない素材を5個x3種類
- 通常エリアで採取可能な素材が1種類
- クリスタルが2種類
が作成に必要な素材となっています。
私の所属するDCで最も安い鯖のマケボ価格を調べたところ、次のような結果になりました。
第二次復興用の薬湯の素材を全てマケボで買った場合の原価
素材名 | 価格 | 個数 | 合計 |
水クリスタル | 30 | 2 | 60 |
炎クリスタル | 80 | 4 | 320 |
第二次復興用のトード【検】 | 100 | 5 | 500 |
第二次復興用の天然水【検】 | 190 | 5 | 950 |
第二次復興用のつる【検】 | 150 | 5 | 750 |
ホーリーバジル | 250 | 2 | 500 |
3080 |
納品物1個あたり、3,080ギルかかります。
Lv70の納品物は、品質MAXで納品すると必ず蒼天街振興券20枚と交換されます。
上のUIでは蒼天街振興券16枚と書かれていますが、収集価値がMAXの状態で納品すると1個あたり振興券20枚と交換されます。
この交換レートは固定なので計算しやすいという利点がありますね。
1万枚の振興券と交換するには500個納品する必要がありますので、3,080 x 500 = 1540,000ギル。
154万ギルが製作費として吹っ飛ぶ事になります。
ちなみに、ホーリーバジルとクリスタルをリテイナーに全て採ってこさせた場合は110万ギルになります。
500個納品に費やす時間は2.5時間
このパターンの場合、費やす時間はLv70納品物を製作してNPCに納品する時間のみとなります。
結果ですが、2.5時間かかりました。
Lv70納品物は、Lv80のクラフターであれば確実且つ最速で品質MAXまで持っていけますが、それでも納品時間含め2.5時間かかるという事ですね。
ちなみに私の使っているマクロは下になります。
150分で500個という事は1個あたり18秒という計算になるのですが、これには500個の納品物を全部1個づつNPCに納品するという気の遠くなるような刑務作業の時間も含んでいます。
時給換算だと4,000枚振興券/時という事になりますね。
第二次復興用の納品物の素材を全て自力採集して揃えた場合
154万ギルは決して払えない金額ではありません。
リーヴ券を使ったコーヒークッキー納品を10日程こなせば調達できる金額です。
ですが、蒼天街振興券1万枚が154万ギルに相当するかというと、貧乏性な私としては「えぇ・・・」となりますね。
クリスタルとホーリーバジルはリテイナーに採ってきてもらうとして、ディアデム諸島で「第二次復興用の○○」を全て自力で集めればギル出費はゼロになります。
この場合、どれぐらいの時間がかかるのか、果たして労力に見合うのかを調べてみました。
結論から言うと、Lv70納品物を500個作るための素材(第二次復興用の○○をトータル7,500個)集めにかかる時間は15時間になります。
エーテルオーガーを駆使しながらひたすらディアデム諸島で採集を行っても、目的の素材1種類を1時間に500個しか集めることができせん。
ディアデム諸島での採掘・伐採はご存じの通り「何の素材が出るかなガチャ」をひたすら回さなければいけないクソ仕様です。
つまり、目的の採集ポイントでツルハシ、鎌を振るっても目的の素材が出るかどうかはランダム関数の出目しだいというわけ。
目的の素材がリストに無かったとしても、とにかくツルハシを振るわないとエーテルオーガーのパワーも貯まりませんし、目的の素材が出るまで何も採集せずに即場所を移動、なんてムーブをしていたら、それこそ何の成果も得られませんでしたァァッ!状態になってしまいます。
幸い採集数アップ系のアクションは使えるので、採集物リスト内に運良く欲しい素材があったら1回あたりの採集個数をブーストできるのですが、それでもせいぜい1回のポイントで15個(3個x5回)採れるという程度の話です。
エーテルオーガーでモブを1匹倒すと複数種類の素材をドロップするんですが、何を落とすのかはモブによって固定なので、この点については要らない素材しか無い採集ポイントでも無駄にツルハシを振るわなければいけない、という事に対する意味を多少付けてあると言えます。
ですが、そもそもエーテルオーガーのエネルギーの貯まりが非常に遅く、モブ1匹につき素材は1種類につき20個しか落とさないので、モブを選べば確実に欲しい素材が手に入るとは言え徒労感が酷いですね。
採集物を検品する事で600枚/時の振興券が得られる
納品物用の素材を7,500個全部集めるという場合は上に書いたように15時間かかる事になりますが、目的の納品物作成には不要な素材も含め、採集した素材を検品するとその時点で幾ばくかの蒼天街振興券がもらえます。
取得した物によって多少レートが変わりますが、1時間の採集活動あたり大体600枚程の蒼天街振興券が貰えました。
これを考慮すると、素材集めに8時間かけると最終的に10,133枚の蒼天街振興券を得られる事になります。
この場合作成する納品物の個数は267個です。
製作と納品にかかる時間は1個あたり18秒換算で80分になります。
つまり、素材を全て自分で集めた場合、だいたい9時間20分で1万枚に達するという事になります。
8時間ディアデム諸島で採掘・伐採するのは精神的に辛すぎる
ギルをケチった場合、採掘、伐採というFF14の中でも最も苦痛な作業の1つを8時間行う必要があります。
加えて、揃えた素材で80分かけて納品物を製作しなければなりません。合計9時間20分の苦行です。
今の若いモンは知らないでしょうが、昔のFF14には簡易採集なんて便利な機能は無く、採掘・採集を1回する度にマウスを1クリックしなければならなかったんですよ。
つまり5個の石を得るためには、モーションに合わせて5回アイコンをクリックしなきゃならなかったわけです。
今は簡易採集のおかげでマウスクリックの回数は劇的に減りましたが、採集ポイント間を移動し続けながらエーテルオーガーのパワーが溜まったら目的のモブを探し…という刑務作業はかなり精神的にクルものがあります。
正直、私ならマケボで150万ギル使って素材買っちゃいますね。
オススメ・ディアデム諸島で10時間、適当に釣りをする
私のオススメの方法です。
1日1~2時間、ディアデム諸島で他の事をしながら適当に釣りをするという方法です。
適当に、というのがポイントなんですが、それについては後ほど書きます。
ギルの出費は釣り餌代だけ且つキャラクターの移動は一切不要、スマホやタブレットを弄りながら釣りをしていると1時間程で「魚に警戒された」と言われて島を出ざるを得なくなりますので、さっさと切り上げます。
島を出たら釣った魚を検品してもらうだけで蒼天街振興券1,000枚ほどになります。
つまり、時給換算だと1,000枚程度ですね。
154万ギルで素材をマケボ買いして納品した場合は時給4,000枚なのでこの方法の場合は4倍の時間がかかるわけですが、こちらは釣り餌のディアデム・バルーン(1個12ギル)を1,000個も買えば他の出費はゼロです。
つまり12,000ギルしか費用がかかりません。
さらに、素材採集のようにポイントからポイントへ移動し、いちいちメニューを開いてクリックするという作業も不要ですし、数百個の納品物を作成してそれを1個ずつNPCに納品するという気の滅入る作業もいりません。
タブレットで動画を見ながら、魚がかかった時だけマクロボタンをポチポチしているだけで時給1,000枚のペースで振興券が手に入ります。
注意!ロマレオサウルスにこだわると時給効率がガタ落ち
釣りで振興券を稼ぐ場合は、ディアデム諸島に行き、ディアデムバルーンを現地のショップで1,000匹買って風吹き抜ける雲海 (X:30 Y:9)に行きます。
一応、狙いは第二次復興用の特注ロマレオサウルスというヌシの1種なんですが、ネットではこのロマレオサウルスが1時間に何匹釣れた!最速効率だ~みたいな記事を見る事が多いです。
ところが実際にやってみれば分かりますが、この第二次復興用の特注ロマレオサウルスを沢山釣る事を目標にすると時給がガタ落ちします。
この第二次復興用の特注ロマレオサウルスを釣る手順について説明します。
まず、第二次復興用のスプリットクラウドHQ(!弱震)を釣り、これを使って泳がせ釣りをします。
泳がせ釣りを開始してから20秒以上経過してかかった場合はロマレオサウルス、20秒未満だと別の魚確定、という仕様です。
泳がせ釣りIIのリキャストが戻っている場合は、第二次復興用のスプリットクラウドNQも泳がせ釣りに使えます。
なので、ロマレオサウルスにターゲットを絞ってしまうと、泳がせ釣りIIのリキャストが戻っていない場合はペーシェンスを使ってHQ率を上げ、とにかく泳がせ釣りガチャの回数を増やすというスタイルになってしまいます。
それでも、結局泳がせ釣りからロマレオサウルスがかかるかどうかは例によってランダム関数の出目次第なので、クッソつまらないガチャを必死になって回すために、ペーシェンスが切れてないか、泳がせ釣りIIのリキャが戻ってないか、をイチイチ気にしなければなりません。
つまるところペーシェンス中は残り時間を気にして、泳がせ釣りの餌である第二次復興用のスプリットクラウド(!弱震)以外を無視するというスタイルになります。
ペーシェンスは自分でオフにする事が出来ない上、フッキング成功率が落ちるため、ペーシェンス状態で泳がせ釣りを実行した場合は、アタリによってプレジションフッキングか、ストロングフッキングを使い分けなければなりません。
これはダブルフッキングが実質使えないという事を意味しますので、ペーシェンスからせっかくガチャが当たってロマレオサウルスのアタリが来ても(20秒経過後のアタリはロマレオサウルス確定)ストロングフッキング1択となります。
私は何回かペーシェンス状態でダブルフッキングでロマレオサウルスx2を釣りあげようと試みたのですが、まずバラしてしまうので2度とやるまいという結論に至りました。
長々と書きましたがロマレオサウルスを釣ることを目的にすると、どうせ大して釣れない上に交換レートも40と大したことないので、釣果が大幅に減ってしまう影響の方が大きく、時給が下がる、という事です。
ロマレオサウルスを釣る事を第一に考えた結果の1時間の釣果
見て分かるように、釣りあげた魚の数が少なすぎて蒼天街振興券はたった425枚/時という結果です。
これは、ペーシェンスの効果が切れる前に可能な限りスプリットクラウド(!弱震)を狙おうとするため、強震の魚はわざとバラすのと、泳がせ釣りの最中も20秒未満でアタリが来た場合はやはりペーシェンス中だとわざとバラす、というムーブになるため、スプリットクラウド、ロマレオサウルス以外の魚を悉く無視するからですね。
その上、せっかくロマレオサウルスがかかってもペーシェンス中だとダブルフッキングが使えないため、ストロングフッキングで1度に1匹しか釣り上げられません。
結果として、泳がせ釣りにスプリットクラウドを使える機会は圧倒的に増えるのですが、釣り上げたロマレオサウルスの数は逆に減ってしまいました。
スプリットクラウドを泳がせ釣りに使える機会が増えているため、手元に残るスプリットクラウドの数も少なく、他の魚も基本的に見逃すため、釣果が悲惨な事になっています。
ペーシェンスは一切使わず、運よくロマレオサウルスのアタリが来たらダブルフッキング
私のオススメはこれです。
ペーシェンスは使わず、泳がせ釣りは
- たまたまスプリットクラウドHQが釣れた
- スプリットクラウドNQが釣れた時に泳がせ釣りIIのリキャストがたまたま戻っていた
場合にのみ行います。
そして、泳がせ釣り開始から20秒経過してからのアタリには必ずダブルフッキングでロマレオサウルスx2を釣り上げます。
そして大事なことですがハズレの魚でも、全て釣り上げます。
泳がせ釣りをする場合は以下のマクロを実行しています。
このマクロはスプリットクラウドがHQの場合は泳がせ釣り、NQかつ泳がせ釣りIIのリキャストが戻っている場合は泳がせ釣りIIを実行し、20秒経過後にSEを鳴らします。
このSEが鳴る前に来たアタリは全てハズレ魚なので普通にフッキングボタンを押すだけです。
このやり方のいいところは、殆どFF14の画面を見なくてもSEに応じてマクロを割り当てたキーを押すだけで済むため楽ちんな点ですね。
このようにした釣果はこうなります。
時給は蒼天街振興券1,016枚/時になりました。
もちろん釣果は一定ではありませんが、1時間やればだいたい1,000枚は手に入ります。
- ギル出費は極力抑えたい
- 可能な限り楽をしたい。がんばりたくない。
- ギャザクラとか1時間以上やったら頭おかしなるで
という方はまったり釣りで数日かけて貯めてみてはどうでしょうか。