私はFF14をプレイする時はLogicoolのゲーミングキーボード&ゲーミングマウス(G600)&左手ゲーミングパッド(G13)を使っています。
キーボードはLogicool G PRO X ゲーミングキーボード テンキーレスというクソ長い製品名の物を使っていました。
Logicoolに限らず「ゲーミングなんちゃら」とか銘打ってるものは基本的に、性能・耐久性の割に値段がクソ高い情弱騙しのボッタくり製品なんですが、自分にとって必要な機能が備わっている物がこの「ゲーミングなんちゃって」シリーズしか無いので仕方なく買っている、というパターンが多いのも事実です。
MMO向け多ボタンマウスのLogicool G600、左手ゲーミングパッドのLogicool G13が最たる例ですね。
他にまともな代替品・競合製品が無いのでこれらを購入せざるを得ません。
そういう寡占状態の市場の割には製品としての完成度は一定クオリティに達しているので、その点ではLogicoolはちゃんとしていると言っていいと思います。
キーボードに関しては
- LEDでキートップが光る
- 有線
- テンキーレス
- メカニカルスイッチ
- 日本語配列
という条件に合うのがLogicool G PRO X ゲーミングキーボード テンキーレス(以降G-PKB-002)だったので最近はずっとコレを使っていました。
何度かこのブログでも書いているのですが、私は決してLogicool信者というわけではありません。念のため。
G-PKB-002が全ての通販サイトで在庫切れ。あ、これG13と同じパターンだ
私はLogicoolのマウス・キーボード・ゲーミングパッドに関しては、いずれも結構な頻度で買い替えています。
何か面白い機構の新製品が出た、というので買う事もあるのですが、それよりも「使っていたデバイスが壊れたから仕方なく同じ物を買い替える」頻度が高いと感じています。
つまりLogicool製品は耐久性が高いとは全く思えないどころか、むしろ低い、という事ですね。
ほぼ毎日使う消耗品なのでLogicoolの製品だけ極端に耐久性が低いとも言えないとは思います。
ですが、Logicoolのなんちゃってゲーミングシリーズは特に安物とは言えない、結構なお値段がする割にはすぐどこかのパーツが逝かれるという印象があります。
で、今回G-PKB-002のキーが何個か全く反応しなくなったので、仕方なく買い替えようといつものようにAmazonで検索したら「在庫なし」の状態です。
ヨドバシ.comやBicカメラ.comも同じ。在庫なし。
Amazonでは正規ルートの販売は無いですが、転売屋の出品はちらほら残っており、それらはメーカー希望小売価格を遥かに越えるぼったくり価格になっています。
これは過去のLogicoolゲーミングパッドG13の事例と全く同じで、まず通販サイトから在庫が消えるという事はメーカーがもう生産していないという可能性が高いです。
Logicoolの公式ページに行くと、例のアホっぽいゲーミングなんちゃってシリーズのページは健在で、G-PKB-002のページもちゃんと残っているんですが、通販サイトではどこにも在庫がありません。
店頭にはあるのか?と思ってヨドバシカメラやBicカメラの実店舗へ行ってみると、展示はされているものの値段表には「入荷待ち・問い合わせ」となっており、店頭在庫も無い状態でした。
まあメカニカルスイッチとは言え、キートップがパチンコ屋のネオンみたいにビカビカ光るだけのただのテンキーレスキーボードに「ゲーミング」だの「PRO」だの付けるだけで定価\19,000とか設定しちゃう時点で大して売れないのは馬鹿でも分かりそうなものなんですが、順当に採算が取れないという結果になったんでしょうねえ。
代替品としてエレコムのゲーミングキーボードを買ってみた
正直言って、定価でさえ\19,000というふざけた値段設定のG-PKB-002を定価以上出して買うつもりは全くありません。
なので、同じような製品で代替になるものは無いか、と探した結果、こちらがひっかかりました。
こちらは、
- LEDでキートップが光る
- 有線
- テンキーレス
- メカニカルスイッチ
- 日本語配列
という条件を全て満たすうえ、お値段も\6,500程度と比較的お安い。
「エレコムがゲーミングブランド()とか何の冗談だ?」と思う人が99割だと思うんですが、値段もまぁ安いですし、どうせ消耗品なんだからもうこれでいいんじゃないか?と思って試しに購入してみました。
LEDの光り具合がいかにも安物だが、それ以外は普通に使える良コスパ製品
私にとってキーボードをLEDで光らせる意味は何かというと、照明を消した部屋でゲームをプレイしたいから、という1点です。
いくらモニターがノングレアだとしても照明を点けた部屋では少なからず画面が反射するので、ゲーム中は没入感の妨げになるんですよね。
かと言って照明を消すとキーボードのキートップが読めなくなるのでチャットを打ったりするのに不便です。
そういう時に単色でキートップを光らせておけるゲーミングキーボードが活躍します。
ECTK-G01UKBKの良いところは、LEDの光り具合を設定するために専用のソフトをインストールする必要が無い、という点です。
「かな」キーの横に何故かエコマークのキーがあるのですが、このエコマークと他のキーを同時に押す事で、光り方を調整する事ができます。
例えばLEDの明るさを下げたい場合はエコマーク+↓を押すと1段階暗くなります。
本体側面のエコマークが目立ちますが、これはただのプリントです。
右Ctrlキーの2個左隣がエコマークキーです。
何も設定しなくてもデフォルトで地獄のような赤色にLEDが光るので、暗闇でキートップを認識したいというだけの私にとってはもうこれで十分でしたね。
例えばこれが、Razerとかのうさん臭い洋物ゲーミングブランドのキーボードを買うと、どうせ得体の知れないデバイスコントロールソフトをインストールさせるんでしょう?
私はPCにインストールするソフトは必要最低限にしたいので、キーボード本体だけでLEDの調整ができるこの仕様は大歓迎ですね。
いいんだよ、こういうので。
見ての通り、キートップが発光しているとはとても言えずキーボードの基板全体が光っている何とも安っぽい作りなんですが、\6,000だし、エレコムだしこんなもんか、という感想ですね。
キースイッチは茶軸だそうで、タイピングの感触は全く問題ありません。
まぁ私はキーボード感触ソムリエではないので茶軸だろうが赤軸だろうが青軸だろうが全く問題ないのですが。
一応、ゲーミングふにゃららブランドではお約束の、差し替え用のキーキャップとキーキャップ外し器具が付属しています。
ECTK-G01UKBKは良コスパで用途によっては充分のコンパクトLEDキーボード
まとめると、ECTK-G01UKBKは以下の特長があります
- LEDでキートップが光る上、余計なコントロールソフトは不要
- LEDの発光色は赤色のみ。明るさや明滅パターンは設定できる。
- 有線
- テンキーレス
- メカニカルスイッチ
- 日本語配列
- 値段が\6,500程度と安い
- 腐ってもエレコム製。得体のしれない中華や洋物では無い安心感がある。
こうやって見ると「アレ、かなり優秀な製品じゃね?」と思いますし、実際、消耗品前提でライトゲーマー用キーボードとして考えたらトップクラスじゃないでしょうか。