箱根旅行記②~ザ・プリンス箱根芦ノ湖に三泊四日

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9月初旬の秋晴れの中、ザ・プリンス箱根芦ノ湖に三泊四日で宿泊しました。

今回は、箱根観光について書こうと思います。

箱根海賊船で箱根町港~桃源台まで

箱根旅行記②~ザ・プリンス箱根芦ノ湖に三泊四日1

芦ノ湖を遊覧する箱根海賊船というものがあり、何はともあれこれには乗っておこうという事になりました。

湖なのに海賊船というのがまたバカっぽいですね。

これは、芦ノ湖の箱根町港~元箱根港~桃源台という3つの港をグルグル周回している遊覧船です。

ザ・プリンス箱根芦ノ湖から最も近いのは元箱根港で、ホテルからの距離は3.4Kmです。

ですが、せっかくなので箱根町港まで行って、そこからこの海賊船に乗りました。

写真は箱根町港に入ってきた海賊船です。

料金は、片道(箱根町港~桃源台まで)大人\1,200で、箱根フリーパスを事前に購入していればこの料金がタダで乗り放題になります。

桃源台まで行くと終点なので、もし往復で帰ってくる場合も一旦下船して復路に乗り換える必要があります。

そういう意味で片道料金というわけですね。

とは言え、往復してまでこの海賊船に乗りたいか、というとまぁ別に…って感じなので、箱根フリーパスがお得かどうかは微妙なところです。

特別船室がおススメ

基本料金\1,200にプラス\600払うと、特別船室券というものが購入できます。

これは何かというと、要は船の前部と後部でエリアが分かれており、特別船室は前部になるというだけです。

中央のマストを境界線として、船の前部と後部は行き来できないように区切られています。

これは外の甲板エリアも同様です。

乗船時に特別船室券を見せると、前部のエリアに乗ることができます。

これの何がいいかというと、

  • 船の進行方向なので景色がいい
  • 明らかに空いている

という点ですね。

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この写真はすれ違う海賊船を撮ったものですが、甲板上の人込みを見ると明らかに後部の方が激混みなのが分かると思います。

景色が良いのは甲板なのでお客はこぞって甲板に出るのですが、中央のマストを境に後ろが一般船室、前が特別船室というわけです。

一人当たり\600追加で払えば前部に乗れるので、ここはケチらず特別船室券を買いましょう。

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ちなみに特別船室の中はこんな感じで、中央の階段から上に上ると甲板です。

富士山が見えるのは箱根町港から元箱根港の間だけ

私はほとんど甲板上にいました。

よく、この箱根海賊船から芦ノ湖越しに富士山を撮っている写真を観光ガイドのサイト等で見かけるのですが、位置関係上、富士山が見えるのは箱根町港~元箱根港の間のほんの一瞬でした。

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折しも雲が富士山の側面に発生しており、船上から撮れた写真はこの程度です。

雲一つ無い状態なら、確かに富士山が綺麗に撮れそうです。

元箱根港を過ぎたあたりから、芦ノ湖を囲む山肌に隠れて富士山は全く見えなくなります。

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遊覧船の甲板は風が気持ちよく、景色もまぁ、綺麗ですね。

湖なので穏やかですし、潮の嫌な匂いもしません。

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桃源台へ向かう途中で、今回泊ったザ・プリンス箱根芦ノ湖もはっきり見えます。

当然、ホテルのテラスからもこの海賊船が湖上を走っているのが良く見えます。

箱根町港から終点の桃源台までは大体30分ぐらいでした。

桃源台から箱根ロープウェイで大涌谷まで空中散歩

海賊船を降りると、すぐ目の前にロープウェイの駅があります。

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なんかエヴァ仕様になっていました。

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初号機もいます。

山頂の大涌谷までロープウェイで空中散歩です。

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これはロープウェイの中から撮った富士山です。

折しも山肌に雲が大量発生して何だかよく分からない状態になっています。

ロープウェイからの景色は雄大ですが、まぁこんなもんです。

桃源台から25分程で山頂の大涌谷に到着します。

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大涌谷駅で降りるとこんな感じの景色が広がっています。

硫黄を掘削しているようで、ほのかに硫黄臭がしますね。

ここで標高1,044mだそうです。

風もあり、気温も低く涼しくて快適でしたね。

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硫黄で茹でた「くろたまご」というのがここの名物だそうで、真っ黒のゆで卵を売ってます。

1個食べると寿命が7年延びるそうな。

5個\500でした。

硫黄と卵の殻の何かが反応して、真っ黒になっています。

中身はただの固ゆで卵でしたね。

ゆで卵なので日持ちはしませんし、この駅の食堂でランチと一緒に食べました。

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観光地の山頂なので食堂のメニューは全然選択肢がありません。

というか箱根って、外食はどこに行っても「なんちゃらカレー」ばっかりだった印象です。

大涌谷の食堂も、カレー以外はうどん、そば、そして期間限定のつけ麺のみ、でした。

これがそのつけ麺なんですが、何故か汁が「スープカレー」です。

まぁ味は普通に美味しかったです。

大涌谷~早雲山~強羅~箱根湯本

大涌谷でランチ後、下りのロープウェイで早雲山まで移動しました。

これも空中散歩なんですが、景色はまぁ、富士山も見えませんしそれなりです。

7分程で早雲山駅に着き、ロープウェイはここで終了です。

早雲山駅からはケーブルカーで終点、強羅駅まで移動しました。

所要時間13分程です。

強羅駅で降りると強羅公園という、何かお花がいっぱいある公園があるようです。

箱根フリーパスを購入していると、ここの入場料がタダになるようなのですが、面倒臭いので寄りませんでした。

次に箱根登山鉄道というものに乗り換えて、これも終点、箱根湯本まで移動しました。

この箱根登山鉄道、何が登山鉄道なのかって、まだ山の高い所を電車が走ってるんですね。

箱根湯本まで50分程かかりました。

途中、彫刻の森美術館だのなんだの、やたら美術館があるようでしたが、まぁあんまり興味なかったので全く寄りませんでしたね。

箱根湯本からホテルまでは、まず箱根登山バスというものに乗って、ホテルに一番近い元箱根港まで行きます。

これに40分程度かかりました。

で、そこからはタクシーでホテルまで帰りました。

ホテルに着いたのは午後5時ぐらいでしたね。

え?殆ど移動してるだけじゃない?

と思われるかも知れませんが、私もそう思います。

ですが、これ、箱根ゴールデンコースと言われている観光ルートなんですよね。

【開通60周年記念連載 第1回】 箱根ゴールデンコースを振り返る | 箱根ナビ
小田急箱根グループでは、1960年の箱根ロープウェイ全線開業により完成した観光ルート「箱根ゴールデンコース」が、2020年9月7日に開通60周年を迎えます。60周年を迎えることを記念して、箱根ナビでは数カ月に渡り連載企画を実施します。各社の...

箱根海賊船に乗ったのが午前11:00だったんですが、箱根ゴールデンコースを周ると殆ど移動だけでこんな時間になる、という事ですよ。

まぁ、箱根って美術館巡りぐらいしか観るところ無いみたいなので、お目当ての美術館があるならそこに絞って直行するのがいいと思います。

このゴールデンコースって、移動そのものが目的のような気がしますしね。

箱根旅行記、もうちょっと続きます。

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