ScoreConverter

FFXIV俺TOOLSさんという有名なサイトがあり、私も良く利用させてもらっていますが、こちらに「スコアマスタ」という楽譜を入力して音ゲー風にする素晴らしいWEBツールがあります。

このツールで入力したデータは一般公開されているのですが、このデータをhtmlからちょろっと拝借してFF14PlayMusicScripter用の演奏データにコンバートするツールです。

簡単に言うと、htmlソースから楽譜データに当たる部分を抜き出してドレミ・・・という記述にします。

鍵盤を押すタイミングは再現できますが、元のデータにどうも「鍵盤を押し続ける長さ(duration)」が入っていない(というか次の音までの長さと同じ値が入っている)ようなので、durationについてはサイトのデータを無視しています。

動作環境

Windows7以降

要.NET Framework 4.5以降

ダウンロード

ScoreConverter_0_1_0

インストール方法

zipを解凍します。

インストーラーとかはありません。

アンインストール方法

zip展開先を削除するだけです。

特にレジストリ登録などは行っていません。

使い方

コンバートの方法は以下の3種類あります。

  1. クリップボードの内容から演奏データを作成する
  2. 単体のファイル(html)から演奏データを作成する
  3. 指定したフォルダの中に存在する全てのファイルから演奏データを作成する

以下に、それぞれの方法について手順を説明します。

クリップボードの内容から演奏データを作成する

俺ツールさんのサイトに行き、コンバートしたい楽曲を選びます。

ブラウザ上で右クリックし「ページのソースを表示」を選びます(ブラウザにもよりますが、大体このような手順になっています)。

ソースファイルが表示されたら、Ctrl+Aを押して全選択します。

Ctrl+Cでコピーします。

これで、htmlソースがクリップボードにコピーされました。

ScoreConverter.exeを起動します。

Convert Clipboardボタンを押します。

Output Pathで指定されたフォルダ(デフォルトでは.exeと同じ場所)に、楽曲タイトル.csvの名前で演奏データが出力されています。

単体のファイル(html)から演奏データを作成する

俺ツールさんのサイトに行き、コンバートしたい楽曲を選びます。

ブラウザ上で右クリックし「ページのソースを表示」を選びます(ブラウザにもよりますが、大体このような手順になっています)。

ソースファイルが表示されたら、Ctrl+Aを押して全選択します。

Ctrl+Cでコピーします。

クリップボードにコピーされた内容を、テキストエディタなどにペーストしてファイルに保存します。

文字コードはShift-JISかUTF-8にして下さい。

日本語OS環境では、デフォルトでShift-JISだと思うので、そのままで構いません。

拡張子は何でも構いません。

【注意】htmlページそのものを保存しても使えません

必ずhtmlのソースを表示して、表示された内容をファイルに保存してください。

ブラウザの右クリックメニューには「ページを保存」というメニューがありますが、これでhtmlページを保存しても、フォーマットが違うためコンバートできません。

ScoreConverter.exeを起動します。

Convert Fileボタンを押します。

ファイル選択ダイアログが表示されるので、保存したソースファイルを指定して下さい。

Output Pathで指定されたフォルダ(デフォルトでは.exeと同じ場所)に、楽曲タイトル.csvの名前で演奏データが出力されています。

指定したフォルダの中に存在する全てのファイルから演奏データを作成する

「単体のファイル(html)から演奏データを作成する」の応用です。

複数のhtmlソースファイルを特定のフォルダに保存しておき、そのフォルダの中のファイルを全てコンバートします。

ソースファイルの保存までは、「単体のファイル(html)から演奏データを作成する」と同様です。

適当な名前で好きなだけフォルダに保存しておいて下さい。

楽曲のタイトル名はソースファイルの中に記述されているので、ソースファイル自体は無題1.txtとか適当な名前で構いません。

ScoreConverter.exeを起動します。

Convert Folderボタンを押します。

フォルダ選択ダイアログが表示されるので、ソースファイルを保存したフォルダを指定して下さい。

Output Pathで指定されたフォルダ(デフォルトでは.exeと同じ場所)に、楽曲タイトル.csvの名前で演奏データが出力されます。

ソースファイルの存在するフォルダの中に存在する全てのファイルを演奏データにコンバートします。

オプションについて

Output Pathボタン

演奏データ(csv)を出力するフォルダを指定します。

Duration

長押し時間の出力形式を指定します。

デフォルト値(-1)では、長押し時間を演奏データに出力しません。

このため、FF14PlayMusicScripterで演奏データを読み込んだ場合、自動で長押し時間を計算します。

ここに0を指定しておくと、全ての長押し時間を0として出力します。

長押し時間が0になっている演奏データをFF14PlayMusicScripterで読み込むと、長押しを一切しない、鍵盤を押してすぐに離すというデータとして処理されます。

Output Notes Language

演奏データの中の音階の表示を「ドレミ」にするか「CDE」にするかの選択ボタンです。

デフォルトではJapaneseになっているので「ドレミ」で出力されます。

Input Source Encoding

クリップボードあるいはhtmlソースファイルの文字コードを指定します。

日本語OS環境ではShift-JISでしょうから、特に変える必要は有りません。

英語OSや、htmlソースをわざわざUTF-8で保存した場合、ここのボタンをUTF-8にして下さい。

(楽曲タイトル名の読み込みに影響します)

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